セミナーなどの企業イベント映像・撮影 1ショット撮影以外が必要になるよくあるシーン
【動画制作オプトインクがお伝えするお役立ち動画コラム】
前回から記載している、企業イベント映像・撮影の第5回目を記載していきたいと思います。
①音声収録-1 基本的な音声収録
②音声収録-2 応用編
③投影されたスライドの収録
④人物映像の撮影
⑤1ショット撮影以外が必要になるよくあるシーン
⑥音声調整(編集時)
今回はカメラが複数台必要になる、よくあるシーンを記載していきます。
まず、企業イベントの撮影にはいくつかの定番シーンがあります。
1.資料を使わない1名で行うプレゼンテーション
2.資料を使った1名で行うプレゼンテーション
3.質疑応答
4.複数人でのパネルディスカッション
5.表彰
などです。
他にも想定できるシーンはいくつかありますが
「定番」であれば上記5つかと思います。
これら定番シーンは全て1台でも撮影できますが、
3から5に関しては、複数台にて撮影することがあります。
3.質疑応答
主催者の方針によりますが質問者を1ショットのアップで映すことは少なく、声だけ・広い画で撮影することが多いです。
しかし、質問者が往々にしてステージ側を向いているため、ちゃんと映像として残すには、ステージ横にカメラがないと撮影できません。
4.複数人でのパネルディスカッション
パネルディスカッションと言いつつ、スライドや資料を使わない場合も多くあります。
いずれにしろ、モデレーター1名、パネリスト複数人の構図は変わりません。
モデレーターの質問に対し、パネリストが順番に話す場合(次に誰が話すか予測できる)もあれば
パネリスト同士でディスカッションする場合もあります。(次に誰が話すか予測できない)
進行はあっても、蓋を開けてみないとわからない場合も多いのです。
そのため、「全体の引き画」「モデレーター」「パネリスト」用として、役割分けした3台で撮影することが多くあります。
5.表彰
こちらは、↓図のように向かい合うことが多いため、受賞者の表情をしっかり撮影するには、下記図のようなカメラポジションが必要になってきます。
表彰のある企業イベントでは、立食パーティ形式で行う場合もあり、司会などは後方カメラでは人物被りを起こし、後方カメラでは撮影することができない場合もあるため、前方にカメラを配置しないといけなくなります。
※前方カメラは見ている人の邪魔になることも多くあります。あらかじめ動く位置などは確認した上で配置する必要があります。
まとめ
今回、定番シーンについて記載しましたが、大切なのは「落としどころ」「必要性」です。
どこまで残す必要があるのか、何を求めれているのかをしっかりヒアリングして、対応していただけたらと思います。
要するにカメラをただ多くすれば良いというものではないということです。
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オプトインク 森田眞弘2011年から映像制作・技術会社にて企業映像や記録・配信映像にて |