セミナーなどの企業イベント映像・撮影 人物映像の撮影
【動画制作オプトインクがお伝えするお役立ち動画コラム】
前回から記載している、企業イベント映像・撮影の第4回目を記載していきたいと思います。
①音声収録-1 基本的な音声収録
②音声収録-2 応用編
③投影されたスライドの収録
④人物映像の撮影
⑤1ショット撮影以外が必要になるよくあるシーン
⑥音声調整(編集時)
今回は「人物映像の撮影」です。
企業イベントやセミナー映像でのアウトプットでは、↓図のような画面構成を行うことが多いと思います。
人物はウェストショット位のサイズにして、左右をクロップして使用するという使い方です。
上記図の構図を組むにあたって考慮しないといけないのはことがあります。
1.受講者・参加者とかぶらない
2.受講者・参加者の邪魔にならない
3.登壇者の顔が極力正面に見える
よって、考えられるポジションは下記となります。(ケースバイケースではある)
さらに、かぶらないようにカメラを高くして撮影します。
要するに
・遠くなら狙える高倍率にできるカメラ(20倍程度、500-600m位は最低ラインほしい)
・ちゃんと使用できる三脚(前後のバランスがとれ、カウンターバランスがあり、乗せるカメラの重量にあい、バックラッシュのない)
・カメラを安定させつつ高くする(カメラ台や高くなる三脚を使用)
これらのことが必要になるのです。
ビデオカメラを使う
企業イベントなどの撮影となると、1日でトータル7時間以上カメラが回ったり、1コマで3時間講演するなど、
所謂長時間記録することが多々あります。
そのため、数年前まで販売していたミラーレスカメラなどは30分以上連続で録画できなかったり、熱がこもると録画停止は発生したりと向いておらず、ビデオカメラと言われるものの方が向いています。(最近は長回しできる一眼も増えているが個人的には今でもビデオカメラの方が安心できる)
確かに、一眼などのカメラの方が映像がきれいに見え、そういった画が好まれるのも理解できます。
しかし、撮影対象によって優先順位や機材が異ります。
イベント撮影は「もう1回やって下さい」が通用しない1発勝負です。
そのため、カメラワーク(ズームワーク)がしやすく、長時間記録を安心して行え、極力事故にならないような機材の選定を行う必要があるのです。
そのほか気を付けること
・オート機能は使わない
業務機と言われるハンドヘルドカメラにもオート機能が多くついています。
自分の意思と関係なく動くオート機能は事故の元です。
まとめ
イベント撮影において、大切なことは事故にならないことです。
ですが、人間が行うことなので100%はありません。
当日カメラが壊れることもあります。
事故にならないような対応をすることは必要なのはもちろん、
何か現場で起こってもリカバリーがきく準備をして撮影することが大切なのです。
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オプトインク 森田眞弘2011年から映像制作・技術会社にて企業映像や記録・配信映像にて |