HXR-NX5R とPXW-Z200 感度テスト
昨年の12月に感度テストしていたのを忘れていたので、こちらに記載していきたいと思います
2016年に発売され、今年で約10年選手になったNX5R。2020年12月に生産終了し修理受付も2025年5月に原則終了した(パーツがあれば対応という形になった)
このカメラは低予算現場を長年支えた名機です。
TVのロケを支え、イベントの記録を支え、コロナ中に増えた配信需要をささえたカメラです。
SDIとHDMIが使え、手振れ補正もしっかりきく。ワイコンが欲しい時もあるが、なくてもハンディで撮影できる位の広角があり、望遠も光学20倍(576m)をもっています。
価格も35万前後で買え、比較的安価なため複数台所持ができたハンドヘルドカメラ。
ズームリングも比較的使いやすく。皆もっていたので、持っていれば機材込みでの仕事も受けれ、足りないときにすぐ借りられ、
呼んだカメラマンにも持ってきてと言いやすかった。
そんなNX5Rは10年たっても現役機です。他会社みても未だ現役です。
しかし、昨今一眼レフムービーやシネマカメラ、4Kの1型ビデオカメラの映像が世の中に大量に出回ったため
画質がとても見劣りするようになりました。
編集していても画質が気になることもしばしばあります。
※画質が低いので4Kをトリミング映像した映像に合わせる時は4K映像を想像以上に拡大できるので、そこは助かっています。
ただ、画質が物足りなくても他の会社なども入れ替えしない理由が明確にあります。
後継機がないのです。
sonyのNXCAMシリーズは残念ながらもう開発されないそうです。
そこで業務用のより高価なXDCAMシリーズを今後は使っていかないといけないのですが、
前述しました通り後継機がないのです。
XDCAMはsonyのラインナップ的に2018年以降4機種しか候補がありません(リングが一つのZ90などは省いています)
Z280
Z190
Z200(SDIのないNX800)
Z300
上記の4つですが各カメラ短所が明確すぎて悩ましいのが現実です。
Z280は録画が止まるという事象をたびたび聞き、広角30.3m望遠515mでそこまで引けず、寄れず、シームレスなデジタルズームに移行できず少し中途半端なカメラです。
※4K60Pやセンサーサイズ1/2のため明るく撮影でき、開放F1.9で最望遠まで寄れるなどメリットはもちろんあります。
※SDIとHDMIの同時出力ができるので、1つを外部レコーダーに入れるなど事故にならないようにはできます。そのため手持ち撮影には向かないのでは・・・と思っています。
Z190はセンサー1/3と5Rと同じサイズで同じような使い方ができるが、4K撮影する弊害で暗く、感度を上げないといけません。(画質は結果として5Rと大して変わらない)
4K60Pを撮影するときはSD1枚しか回りません。後、単純にでかくて、重いです。ハンディで取り続けるのは少ししんどいです。
※広角24m、望遠720mでき、センサーが小さいと被写界深度が深くなるのでピントの合う範囲も広いなどもちろんメリットもあります。
※屋外の低予算スポーツなどには向いているかと思います。
※制作ロットによってはズームレンズがカタカタで要修理です。
Z200は2024年に発売され、約6年ぶりに出たソニーのビデオカメラです。期待していた分、残念感がとても強かったです。
リングが2つしかなく、フォーカス、アイリスの突発対応に向かず、さらに最望遠にするとF4.5になり暗い(5Rは3.4)・・・撮影対象が限られるかと思います。
※センサー1型の恩恵か画質はとてもよく(その分被写界深度が浅い)、広角も24mまで引け、よりも480mとそこそこ寄れる。超解像度ズームの移行も大分スムーズで1.5倍くらいまでは全く分からない。
FX3やFX6などとガンマや色が合いやすくリングが3つあったら標準カメラになったはずのモデルです。
Z300は2025年に発売され、Z280をグレードアップしたようなカメラです。
ただ、Z280ベースなので広角30.3m望遠515mなのは変わらず、ACがUSB-Cになったおかげですっぽ抜け防止のネジがとても回しにくい。
カメラ側にはねじ止めがあるのに、タップ側にはないという謎機構。そしてなにより高額です。販売店価格で約110万円。
4K収録を気にしなければ100万で中古のENGカメラ買った方がよっぽどマシだと思っています。
※S×Sでなくなったので、録画停止の心配がなくなり、色が280などよりはるかに弄りやすくなった。
という感じです。
この中だったら消去法でZ200が良いかな・・・と思っている今日この頃です。
そんな5RとZ200ですが、25年の年末に5Rとのゲインテスト、暗所での画質比較をしました。
5Rはゲイン9dbくらい・・・まあ案件によっては12dbくらいまでだな・・・という印象ですがZ200はディティールがはっきりしているため
ゲイン24dbか27dbまでは案件によっては使えそう!という印象です。
被写界深度のコントロールもゲインを上げることによってある程度可能になりそうで、F4.5もゲインのコントロールでどうになりそうという印象を持ちました。
Z200にリングがもう一つあれば、それか純正のリモコンにアイリスダイヤルがあればな・・・
